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2,3歳馬のレースを当てるためには、
先に知らなければならないことがあります。
一つ目は、血統です。
まだ走ったことがない馬から得られる情報は少なく、
その限られた情報の中で、最も重要なものは、血統です。
G1レースを見ていただければ分かると思いますが、
血統を無視したような馬が出走することはありません。
G1レースだけでなく、重賞レースでも同じです。
オープンや準オープンあたりのクラスでも
血統的に優れた馬が上位に入るようになっています。
「出走馬にシマウマが混じっていても、
シマウマの馬券を買うバカがいる」という冗談があります。
普通の人には馬に見えるのかも知れませんが、
私にはシマウマのように見える馬もいます。
その馬券を買う人をバカとは思いませんが、
もったいないとは思います。
良く確認して下さい!
あなたは本当に競走馬の馬券を買っていますか?
最近の例では、ディープインパクト産駒を
目にすることが多くなっています。
新馬戦でも多く出走しておりますが、
それ以外の産駒も少ない数ではありません。
しかし、条件が上がるにつれて、
ディープインパクト産駒が増えていきます。
結果として、ディープインパクト産駒が
勝ち上がっていることを証明しています。
血統には、特性がありますので、
ディープインパクト産駒が常に勝つわけではありません。
芝・ダート、距離、場所などの条件で
勝ち上がる血統があります。
こういった事実を知らずに馬券を買っていれば、
当たるわけがありません。
逆に血統が良い場合でも走らない馬もいます。
これはある程度レースを経験すれば、
その実績から、分かることですが、
成長途中の2,3歳馬では、
それを見極めることは容易ではありません。
そこでもう一つの必要な条件が出てきます。
それは、馬を見る目です。
私は、開催されるすべてのレースを見ていますし、
パドックを見ても馬の特徴はよくわかります。
しかし、多くの方は馬を見ても、
毛色の違い程度は分かっても、
馬体の特徴を見ることはできないでしょう。
幼少期から馬を見てきた私からすれば、
その違いを見ることができます。
馬は生き物ですので、
すべてが思い通りになるわけではありません。
また、レースはタイムアタックとは違いますので、
常に良い走りができるわけでもありません。
強い馬でも不利を受けたり、未熟な馬が遊んでしまったり、
いろいろなことが起きます。
ですので、この馬が絶対に勝つなどということはありませんが、
この馬は、どの距離が適していた、どの馬場が良くて、
どのレースが狙い目であるかを予測することができます。
こういった情報は、単なる予想ではなく、
馬券を購入する上で必要不可欠な情報となります。
例えば、私のレポートに「ダートに適している」と
書かれていることを知っていれば、
ダートに転向した直後の大穴を取ることができるかも知れません。
しかし、それを知らなければ、
それまでに負けていた実績から、
消しと判断することになるでしょう。
一度でもその能力を見せてしまえば、
それ以降は人気となりますので、
もう二度と高配当になることはありません。
その1回のチャンスがあるからこそ、
情報には価値があるのです。
私は夏のデビュー戦から、すべてのレースを見ており、
これからもすべてのレースを見ることになります。
古馬のレースであれば、
それまでの実績から、予想をすることもできますが
戦歴の少ない馬を見極めることは容易ではありません。
だからこそ、成長途中で実践経験も少ない2,3歳馬は、
他人が持たない情報を知らなければ、勝つことはできません。
このレポートは、2016年にデビューした2歳馬の中から
有力な馬をピックアップし、評価をしています。
初版は25頭ほどでしたが、どんどん増えています。
増えた分に関しては、アップデート情報をお送りしますので、
購入者の方は自由に最新版を入手することができます。
レポートの中身は、基本的な馬の情報、血統の情報、
そして、私のコメントが書かれています。
コメントには、その馬のデビュー戦の状況であったり、
適正距離や芝ダート適正、そして、狙い目のレースを挙げています。
一つ一つのコメントは長いものではありませんが、
その馬を見極めるための情報を簡潔にまとめています。
2017年のクラシックの指南書として、
ご活用いただけると確信しています。
>>>米田レポート2017年版/ 競馬アナリスト米田勉が予言するクラシックを制する有力馬レポート